生産時期によって、前期（I 型）・中期（II 型・III 型・IV 型・V 型）・後期(VI 型)のバリエーションがあり、【ArtForce】の代名詞とともに一世を風靡したシルビア（S13型）の兄弟車に当たります。

という車名はそのエンジン排気量からの由来で、北米や欧州で以前から採用されていたシルビアの呼び名を国内で使用したものです。

　1991/1のマイナーチェンジでエンジン排気量が2000ccとなりましたが、車名は相変わらず180SXのままでした。
一説によると「１８０ＳＸと言う車名で販売してきたイメージがあり、車名を変えるのはイメージ上得策ではない」という判断があったようです。

　この１８０ＳＸという車名は一代限りでしたが、元来1979｛昭和54年）にデビューしたシルビア・ガゼール（S110型）から設定されていた３ドアハッチバックを別車名に分けた物です。

　デビュー当時、北米では[２４０ＳＸ] と言う車名とハッチバックの車型から「２４０Ｚ (S30型FairladyZ)の再来」と言われて絶賛されました。
ヨーロッパでは「PORSCHE 944に対抗しうる車」として絶賛されました。

(米国名240SX 搭載エンジンKA24、欧州名200SX 搭載エンジンCA18DET)